デジタル大辞泉 「詰らない」の意味・読み・例文・類語
つまら◦ない【詰(ま)らない】
1 おもしろくない。興味をひかない。「―◦ない映画」
2 とりあげる価値がない。大したものではない。「―◦ないものですが、お収めください」
3 意味がない。ばかげている。「―◦ないうわさ話で時間をつぶす」
4 それだけのかいがない。ひきあわない。「ここでやめたらそれこそ―◦ない」
[用法]つまらない・くだらない――「大金をはたいてつまらない(くだらない)買い物をした」「あんなつまらない(くだらない)人間とは付き合うな」など、価値のない意では相通じて用いられる。◇「つまらない」は、そのものに対する評価というより、心がひかれない、楽しめないという状態を言う。「内容はよいが、つまらない映画」◇「くだらない」はある物の評価が低いことに重点があり、楽しさ、おもしろさとは別である。「この映画はくだらないが、おもしろい」◇「独りぼっちはつまらない」とは言うが、「独りぼっちはくだらない」とはふつう言わない。
[類語](1)散文的・素っ気ない・無機的・無風流・