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無遮会 むしゃえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

無遮会
むしゃえ

仏教の慈悲の精神に基づき,あらゆる人々に無制限に平等に布施を行う会。インドでは国王,皇帝が施主となって5年に1度行われたもので,アショーカ王に始るという。中国では,大通1 (527) 年に初めて行われ,日本では,推古4 (596) 年に法興寺落成に際して開かれた。

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デジタル大辞泉の解説

むしゃ‐え〔‐ヱ〕【無遮会】

貴賤・僧俗・上下・男女の区別なくだれにでも財施法施を行う法会。無遮施。無遮大会(だいえ)。

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大辞林 第三版の解説

むしゃえ【無遮会】

〘仏〙 来集するすべての人に平等に財と法の施しをする大法会。インドのアショーカ王に始まるといわれる。無遮大会だいえ

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世界大百科事典内の無遮会の言及

【斎会】より

…仏教では,僧尼を集めて斎食(さいじき)(午前中の食事)を供する法会をいう。もともとインドでは,貴賤僧俗を区別せずに斎食を布施して,大きな法会を営むことが多く,これをパンチャ・パリシャドPañca‐pariṣadと称し,中国では無遮会(むしやえ)と訳されていた。梁の武帝が527年(大通1)に行った無遮大会などが有名である。…

※「無遮会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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