煮繰返(読み)にえくりかえる

精選版 日本国語大辞典 「煮繰返」の意味・読み・例文・類語

にえくり‐かえ・る ‥かへる【煮繰返】

〘自ラ五(四)〙
※生(1908)〈田山花袋〉四「七輪には鍋が湯気を白く立てて煮えくり返って居る」
※開化問答(1874‐75)〈小川為治〉初「この旧平抔(など)は薬鑵頭が沸騰(ニヘクリカヘ)るやうに思はれ升」
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉十月暦「今明両日池上本門寺、堀の内妙法寺会式にて煑(ニ)えくり返(カヘ)る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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