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熊谷恒子 くまがい つねこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

熊谷恒子 くまがい-つねこ

1893-1986 昭和時代の書家。
明治26年1月28日生まれ。江馬天江(えま-てんこう)の孫。岡山高蔭(たかかげ)にかな文字をまなび,平安朝の古筆を独習,独自の境地をひらく。作品に「枕草子」「万葉集和歌」など。日展審査員・評議員,大東文化大教授。昭和61年9月30日死去。93歳。京都出身。著作に「いろは帖」「七草帖」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

熊谷恒子
くまがいつねこ
(1893―1986)

女流書家。京都生まれ。祖父は詩名・書名ともに高く、太政官(だじょうかん)吏官を務めた江馬天江(てんこう)(1825―1901)。幼少より書をよくし、のちに岡山高蔭(たかかげ)(1866―1945)に師事して漢字を学び、仮名は平安朝の古筆を独習した。30代で泰東書道展最高賞を受け、のち芸術協会展出品の『枕草子(まくらのそうし)』が帝室博物館買上げとなり、1982年(昭和57)には卒寿記念展出品の『万葉集和歌』1幅が東京国立博物館に収蔵される。57年より日展の審査員・評議員などを歴任。平安朝の伝統的な書法を体得して、流麗高雅な響きをたたえた独自の仮名の書境を築き、他の追随を許さぬ存在となった。[古谷 稔]

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