少(わか)き時、嘗(かつ)て人と傭
す。~悵恨すること久之(しばらく)して曰く、
(も)し富貴とならば、相ひ
るること無(なか)らんと。~曰く、
(なんぢ)傭
を爲す。何ぞ富貴ならんやと。陳
太息して曰く、嗟呼(ああ)、燕雀安(いづく)んぞ鴻
(こうこく)の志を知らんやと。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...