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牛肺疫 ぎゅうはいえきcontagious bovine pleuropneumonia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

牛肺疫
ぎゅうはいえき
contagious bovine pleuropneumonia

牛の伝染性肺炎。家畜法定伝染病マイコプラズマ属菌の一種牛肺疫Mycoplasma mycoidesによって起る。症状は急性と慢性とがあり,前者は発熱,食欲不振を経て,発咳,鼻汁とともに肺炎,下痢を起して7~30日で死ぬ。日本には過去3回侵入したが,現在はまったく存在しない。牛を輸入する際には開港検疫所の厳重な検疫が義務づけられている。現在,アフリカ,アジア大陸およびオーストラリアの一部に常在しており,予防法としては牛肺疫ワクチンが使用されているが,早期発見のうえ殺すことが最も適切な処置とされている。

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世界大百科事典内の牛肺疫の言及

【マイコプラズマ】より

…また抵抗性は弱く,一般に50℃,7~10分で死滅する。 マイコプラズマの単離は,1898年にノカールEdmund I.E.Nocard(1850‐1903)が牛肺疫にかかった個体から分離したのが最初で,以後20世紀前半にかけて,同様の病原体がつぎつぎと単離された。当時,これらの病原体はPPLO(牛肺疫類似物質pleuropneumonialike organismの略)と呼ばれた。…

※「牛肺疫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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