日本歴史地名大系 「犬尾城跡」の解説 犬尾城跡いぬびじようあと 愛媛県:北宇和郡吉田町立間尻浦犬尾城跡[現在地名]吉田町立間尻吉田陣屋(よしだじんや)町西方にあり、吉田湾に突き出た急峻な山頂(一三〇メートル)にある。陣屋町・鶴間(つるま)浦を一望できる。遺跡は現存しない。「犬日城」とも記される(清良記当時聞書追攷)。創建年代は不明である。法花津(ほけづ)浦本(ほん)城の城主で戦国期に活躍した法花津範宣(延)が、要害の地であったことからこの城をも持城とした(吉田古記)。宝永三年(一七〇六)の「大成郡録」には「範延先祖之城」としている。天文一五年(一五四六)宇和郡の領主西園寺氏は、九州大友氏の来寇に備えて土居宗雲を石(せき)城に入らせた。 犬尾城跡いぬおじようあと 福岡県:八女市山内村犬尾城跡[現在地名]八女市山内星野(ほしの)川に面した山内(やまうち)集落の北側、標高約一八〇メートルの尾根上に築かれた山城。南北三二メートル・東西九メートルの本丸とその西側に堀切の跡が残り、その西側に二の丸があった。南側の麓の東館・西館に川崎氏の居館があったと思われる。川崎(かわさき)城とも生駒(いこま)城とも。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by