猿楽座(読み)サルガクザ

大辞林 第三版の解説

さるがくざ【猿楽座】

中世、猿楽師が結成した職業団体。社寺に隷属し、神事や法会ほうえの際の興行独占権を与えられた。大和四座やまとしざが著名。 → 大和四座

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精選版 日本国語大辞典の解説

さるがく‐ざ【猿楽座】

〘名〙 猿楽を職能とする者たちの集団。鎌倉初期頃から田楽の座についで発生した。神事、法会などの重要な芸能と考えられるようになった猿楽が寺社の勢力内の土地における演能の独占権を与えられて形成された。大和、近江、伊勢、宇治などに座があり、特に大和猿楽の四座円満井(えんまんじ・えんまい)、結崎(ゆうさき)、外山(とび)、坂戸(さかど)が名高い。

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