コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

申在孝 しんざいこう Sin Chaehyo

3件 の用語解説(申在孝の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

申在孝
しんざいこう
Sin Chaehyo

[生]純祖12(1812).全羅北道
[没]李太王21(1884)
朝鮮,李朝後期のパンソリの作詞家,パンソリ研究家。字,百源。号,桐里。吏胥の家に生れ,青年時代に高敞県の戸長をつとめた。音律の研究に興味をもち,中年からは生涯をパンソリの研究と発展に捧げ,それまで唱芸人によって演唱され伝えられてきたパンソリの辞説 (歌詞) を改作,整理した。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しんざいこう【申在孝 Sin Chae‐hyo】

1812‐84
朝鮮の李朝末期,パンソリ最盛期の作家。字は百源,号は桐里。全羅道高敞の人。郷吏身分でありながら官薬房を経営していた父の跡を継いで治産につとめた。財があったため積極的にパンソリ広大(クワンデ)(芸人)を後援するとともに,従来,広大の意の赴くままに歌われていたパンソリ辞説(歌詞)を改訂推敲し,〈春香歌〉〈沈清歌〉〈パク打令〉〈兎鼈(とべつ)歌〉〈赤壁歌〉〈ピョンガンセ歌〉にまとめ上げて辞説文学を打ちたてた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

申在孝
しんざいこう
(1812―1884)

朝鮮のパンソリ作家。字(あざな)は百源、号は桐里、戸長。全羅道高敝(こうへい)生まれ。38歳ごろから広大(クワンデ)(芸人)たちの口唱芸能であるパンソリを文芸と演唱形態の両面から整理・再編し、体系化した。パンソリを唱劇に発展させたという説もある。『春香歌』『沈清歌』『興夫歌』など12編を集大成し、そのうち6編が現在に伝わる。今日のパンソリの演唱本のほとんどが彼の作品を原典にしている。[金 両 基]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の申在孝の言及

【パンソリ】より

…また愛好者が上流階級に広がるにつれパトロンができて,その指導のもとに漢詩や故事をだんだんにちりばめた上品で教訓的な要素が加わった。そうした意味での洗練整理をした人物としては,両班(ヤンバン)階級の権三得,中人階級の申在孝が知られている。 演者は広大(クワンデ)と呼ばれる流浪賤民の職業的芸能人であった。…

※「申在孝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

申在孝の関連キーワード韓国事大党シャーマン号事件パンソリ李朝成均館最盛期守旧派勢道政治東国歳時記

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone