精選版 日本国語大辞典 「町与力」の意味・読み・例文・類語
まち‐よりき【町与力】
〘名〙 江戸時代、江戸の町奉行所付属の与力。町奉行の指揮を受け、同心を補佐役とし、市政を分掌したもの。身分は御目見以下で御家人並であったが、騎馬を許され、二百石高。南北各二五騎。事実上世襲で、京橋八丁堀に組屋敷を与えられた。
※市尹要覧‐一(古事類苑・官位五七)「直に四郎左衛門組にて、町与力相勤候之処」
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