界巌繁越(読み)かいがん はんえつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「界巌繁越」の解説

界巌繁越 かいがん-はんえつ

1435-1510 室町-戦国時代の僧。
永享7年生まれ。出羽(でわ)の人。曹洞(そうとう)宗。13歳のときに出家し,羽黒山修験道をおさめる。のち遠江(とおとうみ)(静岡県)石雲院の崇芝性岱(すうし-しょうたい)に師事し,印可をうけた。能登(のと)(石川県)総持寺,遠江石雲院の住持となり,駿河(するが)(静岡県)に梅林院を創建した。永正(えいしょう)7年4月27日死去。76歳。俗姓は林。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android