発哺温泉(読み)ホッポオンセン

デジタル大辞泉 「発哺温泉」の意味・読み・例文・類語

ほっぽ‐おんせん〔‐ヲンセン〕【発哺温泉】

長野県下高井郡山ノ内町にある温泉志賀高原北部に位置する。泉質単純温泉硫黄泉など。

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精選版 日本国語大辞典 「発哺温泉」の意味・読み・例文・類語

ほっぽ‐おんせん‥ヲンセン【発哺温泉】

  1. 長野県下高井郡山ノ内町にある温泉。山ノ内温泉郷の一湯。志賀高原にあり、享和二年(一八〇二)の発見と伝えられる。泉質は硫黄泉・単純泉。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「発哺温泉」の意味・わかりやすい解説

発哺温泉
ほっぽおんせん

長野県北東部、下高井郡山ノ内町にある温泉。志賀高原の標高1550メートルにあり、横湯川の渓谷に臨む。1802年(享和2)に発見され、沓野温泉(くつのおんせん)と称したが、岩の間から噴出する蒸気のさまから現在の名に変わったという。泉質は単純温泉、硫黄(いおう)泉。志賀高原第一の展望を誇り、妙高(みょうこう)・戸隠(とがくし)から北アルプスまで一望できる。また背後の東館(ひがしだて)山(2125メートル)などにはゴンドラリフト、リフトが通じている。スキー、ハイキングの拠点。長野電鉄湯田中駅から奥志賀高原行きのバスがある。

[小林寛義]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「発哺温泉」の意味・わかりやすい解説

発哺温泉
ほっぽおんせん

長野県北東部,志賀高原の東館山中腹にある温泉。山ノ内温泉郷の1つで,山ノ内町に属する。泉質は単純硫黄泉,単純温泉。泉温 90℃。湯量は豊富。標高 1600mの高地にあり,周辺高山植物が豊富で,紅葉も美しい。西館山,東館山にはロープウェーが架設され,スキー場もある。上信越高原国立公園に属する。

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