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白金化合物 はっきんかごうぶつplatinum compound

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白金化合物
はっきんかごうぶつ
platinum compound

白金のつくる化合物。白金の酸化数は通常 +2 および +4 であるが,まれに +1 ,+3 ,+6 を示すことがある。酸化物としては PtO および PtO2 のほかに Pt2O3 ,PtO3 のあることが知られており,塩化物には PtCl2 ,PtCl4 のほか PtCl ,PtCl3 もある。コバルトと並び,古くより多種多様の錯体をつくることが知られており,Pt (II) の平面型四配位,Pt (IV) の正八面体型六配位が普通である。錯体として重要なのは,白金を王水に溶かし濃縮して得られるヘキサクロロ白金酸六水和物 H2[PtCl6]・6H2O で,これより各種白金 (IV) 化合物が合成される。高酸化数化合物には PtF6 (暗赤色結晶) ,XePtF6 (赤色結晶) や PtO3 ,PtSe3 がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

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