デジタル大辞泉
「皇嗣」の意味・読み・例文・類語
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皇嗣
皇位継承順が1位に当たる者。皇嗣となる男性の子どもが天皇陛下にいる場合、皇太子と呼ばれる。現在は皇太子がいないため、陛下の弟の秋篠宮さまが皇嗣となる。予算や人事面の処遇は皇太子と同等。皇室典範は、皇位を継承する際に「即位の礼を行う」と規定。一方、皇嗣の地位に関する儀式は定めがない。ただ平成の代替わりの際、当時の皇太子さま(現天皇陛下)による「立太子の礼」が実施されたのに倣い、政府は「立皇嗣の礼」を国事行為として実施すると決めた。
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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
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こう‐しクヮウ‥【皇嗣】
- 〘 名詞 〙 天皇や天子のよつぎ。皇位継承の第一順位者。皇太子。皇儲(こうちょ)。
- [初出の実例]「天皇召二羣臣一問曰、当下立二誰王一以為中皇嗣上」(出典:続日本紀‐天平宝字元年(757)四月辛巳)
- [その他の文献]〔後漢書‐馬后紀〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「皇嗣」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の皇嗣の言及
【皇位継承】より
…しかしこれも一つの解釈ないし仮説であって,古代の皇位継承にはなお多くの疑問が残っている。[王朝交替論]【直木 孝次郎】
[皇嗣の冊定]
大化以前の皇位継承については,天皇が任意に選定したとする中田薫の選定相続説,天皇が神意により卜定したとする滝川政次郎の卜定相続説,末子相続から兄弟相続への移行を説く白鳥清の兄弟継承説,あるいは[大兄](おおえ)(同腹中の長子)からその兄弟,ついで大兄の子の順に継承反復したとする井上光貞の大兄相続説などがある。そして天智朝に至り,中国より継受した嫡長子相続主義にもとづく皇位継承法が定められたとも説かれている。…
※「皇嗣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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