コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

皮内反応(読み)ひないはんのう(英語表記)intracutaneous test

世界大百科事典 第2版の解説

ひないはんのう【皮内反応 intracutaneous test】

抗原の小量を皮内に注射したとき,これによって皮膚が発赤疹を起こす反応。これを利用して生体のアレルギー状態や免疫状態を知り,病因となる抗原の確定や病気の診断に用いる。ツベルクリン反応もこれである。アレルギー性疾患の特異的抗原の検索には,抗原と考えられる室内塵,ダニ,花粉,カビ,食物などの抽出液の適当な濃度の液0.02mlを用いる。判定は注射後約20分で発赤と膨疹を測定して行う。対照に比較して明らかに大きな反応であれば陽性とみなす。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の皮内反応の言及

【気管支喘息】より

…気管支喘息とは,発作性の呼吸困難と喘鳴(呼吸時のヒューヒュー,ゼーゼーという音)を特徴とする呼吸器疾患である。
[歴史]
 asthma(喘息)の語はギリシア語に由来し,〈あえぎ呼吸〉の意味である。喘息についての記載は,すでにヒッポクラテスによってなされており,その中で〈asthmaになったら怒りをしずめよ〉と心理的要因の重要性を説いている。今日,日本語として使われている〈喘息〉という文字は,中国最古の医書《素問》や《霊枢》(《黄帝内経》)にみることができる。…

※「皮内反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android