益救神社(読み)やくじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「益救神社」の意味・読み・例文・類語

やく‐じんじゃ【益救神社】

  1. 鹿児島県熊毛郡上屋久町にある神社。旧県社。祭神彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)大山祇神(おおやまつみのかみ)ほか五柱。屋久島種子島鎮守。御嶽宮。権現さん。

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日本歴史地名大系 「益救神社」の解説

益救神社
やくじんじや

[現在地名]上屋久町宮之浦

宮之浦みやのうら集落の北、字水洗尻みずあらいじりにある。鎮座地は宮之浦川の河口西側の砂浜の地で、宮之浦港に近い。俗に一品宝寿いつぽんほうじゆ権現といい、近世には屋久権現(三州御治世要覧)ともいった。旧県社。「延喜式」神名帳所載の馭謨ごむ郡一座「益救スクヒノ神社」(武田家本では「マスクヒノ」、雲州家校本考異では「ヤクノ」と訓じている)に比定される。天津日高日子火火出見命を主神とするが、ほかに塩土翁命などを加える説もある。

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デジタル大辞泉プラス 「益救神社」の解説

益救神社

鹿児島県熊毛郡屋久島町、屋久島の北東部にある神社。「やくじんじゃ」と読む。屋久島・種子島の鎮守で、延喜式神名帳の「益救(すくひの)神社」に比定される。祭神は天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこと)。

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