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盧溝橋(読み)ろこうきょう

世界の観光地名がわかる事典の解説

ろこうきょう【盧溝橋】

中国の首都、北京の南西約15kmにある盧溝河(現在は永定河)に架かる、石造りの白いアーチ橋。全長は266.5mで、11個のアーチからなる。1個のアーチは11mで、橋の欄干(らんかん)に飾られた獅子の彫刻はそれぞれが異なる表情と姿形をしている。1192年に完成したが、その後、たびたび修復されている。◇この地を訪れたマルコポーロが、著書『東方見聞録』の4章で「世界中のどこを探しても、匹敵するものはないほどのみごとさ」と記録したため、「マルコポーロブリッジ」の別称がある。1937年に起こった、盧溝橋事件の舞台としても知られる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

盧溝橋【ろこうきょう】

蘆溝橋とも。中国,北京市南西の豊台区を流れる永定河に架かる橋。永定河がかつて盧溝河と呼ばれたことからこの名がついた。1189年に架橋,清代に一度洪水で破壊されたが,康煕37年(1698年)再建。全長266.5m。橋の欄干に姿形がすべて異なる大小485頭の獅子の石刻が施され,マルコ・ポーロが世界で最も美しい橋と称えた。1937年の日中戦争の発端となった盧溝橋事件(中国側の呼称は〈七七事変〉)はこの近くの宛平城内で起きた。現在は一般の通行は禁止され,別に交通用の橋として下流に盧溝新橋ができている。

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