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相模トラフ サガミトラフ

百科事典マイペディアの解説

相模トラフ【さがみトラフ】

日本海溝と伊豆―小笠原海溝の接するところから相模湾につながる細長い海底の凹地。フィリピン海プレートと北米プレートの境界と考えられている。1923年の関東大地震(関東大震災)はこの境界で発生した。
→関連項目首都直下型地震

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大辞林 第三版の解説

さがみトラフ【相模トラフ】

日本海溝と伊豆・小笠原海溝とが接するあたりから分岐して相模湾奥に及ぶ細長い海底窪地。フィリピン海プレートの北縁部の潜り込み帯で、古来、地殻変動が活発。関東大地震などの巨大地震が発生している。相模舟状海盆。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

相模トラフ
さがみとらふ
Sagami trough

房総半島沖から相模湾にかけて海底に横たわる細長い凹地。南端は伊豆・小笠原(おがさわら)海溝に連結し、北端は相模湾の奥に至るが、さらに、陸上部を経て駿河(するが)トラフとつながっていると考えられる。相模トラフは、フィリピン海プレートと日本列島をのせたユーラシアプレートとが接触する所で、1923年(大正12)の関東大地震はこのプレート境界に発生した大地震と考えられている。[勝又 護]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の相模トラフの言及

【元禄地震】より

…1703年12月31日(元禄16年11月23日)午前2時ごろに発生した地震。震源地は相模トラフ上の北緯34.7゜,東経139.8゜の野島崎沖と推定されている。マグニチュードは8.2。…

【相模灘】より

…大島と伊豆半島の間は水深約500mの平たんな海底であるが,大島の北東沖では北部で約1500m,東部で約2000mの水深となる。この深海は日本海溝から分かれて,相模湾内の酒匂(さかわ)川河口に向かって北西方向に延びる相模トラフ(舟状海盆)を形成し,本州島を地質的に南北に2分するフォッサマグナ(糸魚川‐静岡構造線)の南東端に通じる。太平洋岸を北上する黒潮は伊豆半島と大島の間から流入して,野島崎沖から再び太平洋に流出しており,沖合漁業の好漁場が多い。…

【トラフ】より

…形態で定義されており,規模,成因はさまざまである。プレート沈み込み帯であるが,地形的にはトラフとされているもの(南海トラフ,駿河トラフ,相模トラフ),海溝が埋められて浅くなっているもの(ヒクランギ・トラフHikurangi trough),島弧背後にあって現在拡大しつつある縁海(マリアナ・トラフ,沖縄トラフ),大陸境界地内にある細長い海盆(最上トラフ)などがある。フィリピンプレート北縁部の沈み込み帯にあたる南海,駿河,相模の諸トラフは,東海地震予知に関連して有名である。…

※「相模トラフ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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