日本歴史地名大系 「相馬中村神社」の解説 相馬中村神社そうまなかむらじんじや 福島県:相馬市中村城下相馬中村神社[現在地名]相馬市中村 北町相馬氏の居城であった中村城跡の西の一角、かつての妙見(みようけん)郭に鎮座する。旧県社で、祭神は天之御中主神。相馬氏累世の鎮守で、相馬三妙見の一つ。現在も「お妙見さま」として親しまれるが、かつては妙見大明神と称され、北辰すなわち北斗七星を祀っていた。相馬氏が九曜を家紋にするのも、これに由来する。元亨三年(一三二三)相馬重胤が下総国相馬郡から陸奥行方(なめかた)郡太田(おおた)村(現原町市)に移住した際、同時に相馬郡守谷(もりや)城(現茨城県守谷町)から鎮守妙見を移したと伝えられ、これが現在の原町市太田神社となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
デジタル大辞泉プラス 「相馬中村神社」の解説 相馬中村神社 福島県相馬市、相馬氏の中村城跡地にある神社。本殿、拝殿などは国の重要文化財に指定。国の重要無形民俗文化財、相馬野馬追の出陣式「お繰り出し」が行われる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報