眉間尺(読み)ミケンジャク

デジタル大辞泉 「眉間尺」の意味・読み・例文・類語

みけん‐じゃく【眉間尺】

古代中国の説話中の勇士あだ名身長が高く、顔が大きく、両眉の間が1尺もあったところからいう。春秋時代伍子胥ごししょや、刀剣の名工干将かんしょうの子をいう。転じて、眉間の広いことや、その人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眉間尺」の意味・読み・例文・類語

みけん‐じゃく【眉間尺】

古代中国の説話に見える勇士のあだ名。身長が高く、顔が大きく、眉と眉との間が一尺もあるところからいう。呉の勇士呉子胥(ごししょ)のことをいい、また刀剣の名工干将(かんしょう)の子のことをもいう。転じて、眉間の広いこと。眉間の広い人。眉間一尺とも。
今昔(1120頃か)九「眉間尺、自ら(つるぎ)を以て頭を斬て使に与へつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「眉間尺」の解説

眉間尺
(通称)
みけんじゃく

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
日本眉間尺
初演
元禄5(大坂・竹島幸左衛門座)

眉間尺
みけんじゃく

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
明治34.11(東京市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「眉間尺」の解説

眉間尺

古典落語演目ひとつ。「三つ巴」とも。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報