真体(読み)しんたい

精選版 日本国語大辞典 「真体」の意味・読み・例文・類語

しん‐たい【真体】

〘名〙
① そのものの本質。まことのすがた。真髄。〔延宝八年合類節用集(1680)〕
語孟字義(1705)上「夫仏者以寂滅吾真体。而不悉滅人事。故説真諦、説仮諦、自不体用之説」 〔梁昭明太子‐解二諦義〕
漢字書体の一つ。草体行体のようにくずした書体ではなく、一画一画を正確に記したもの。楷書字体

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デジタル大辞泉 「真体」の意味・読み・例文・類語

しん‐たい【真体】

そのものの真実のすがた。
自己を鍛練して自己の―に達すると共に」〈西田・善の研究
楷書の字体。楷書体

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真体」の解説

真体 しんたい

?-? 平安時代前期の僧。
真言宗空海にしたがって出家天長(824-834)のころ京都神護寺にはいり,すべての家産を同寺に寄進した。俗姓和気

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普及版 字通 「真体」の読み・字形・画数・意味

【真体】しんたい

実体

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