共同通信ニュース用語解説 「真向法」の解説 真向法 真向法まっこうほう 福井県出身の長井ながい津わたるが実家の寺院で、礼拝の際のおじぎの様子を見て創案した体操。長井は42歳で、脳出血の後遺症のため体が不自由になったが、おじぎの練習を繰り返したことで、体が動くようになり、健康を取り戻した。この体操が真向法の原型となり、1933年から普及活動が始まった。現在、放送大学の体育実技の履修が認められる種目の一つになっている。更新日:2017年2月28日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真向法」の意味・わかりやすい解説 真向法まっこうほう 浄土真宗の寺の出身者である長井津の創案した,体操法の一つ。長井は 42歳の時,脳卒中になったが,浄土真宗の礼拝方式からヒントを得て,自分のリハビリテーション用に創案した真向法で回復したという。真向法には第1動作から第4動作まで,わずか4つの体操しかないが,手軽にだれでもできるという特徴があり,多くのファンがいる。準備運動や柔軟体操にもそのまま取り入れられる内容であり,足や腰部の筋肉・腱に弾力がつき,股関節が柔軟になる,脊椎 (せきつい) が伸びてまっすぐになるなどの効果を示す。ただし,毎日続けてやることが大切である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by