デジタル大辞泉 「真書」の意味・読み・例文・類語 しん‐しょ【真書】 1 《真体の文字の意》漢字を楷書で書くこと。また、その書体。2 真実の事柄を記した文書・書物。 しん‐かき【真書(き)】 楷書の細書きに用いる筆。真書き筆。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「真書」の意味・読み・例文・類語 しん‐しょ【真書】 〘 名詞 〙① ( ━する ) ( 真体の文字の意 ) 漢字を楷書体で書くこと。また、その書体。[初出の実例]「凡公文。悉作二真書一。凡是簿帳。科罪。計贓。過所。抄牓之類有レ数者。為二大字一」(出典:令義解(718)公式)[その他の文献]〔金石林諸論‐真書〕② 真実の事柄を書きしるした文書。事実を書いた書物。「真書太閤記」など。③ 貴人または敬愛する人が手づから書いたものであることが確かな文書、あるいは書物。 しん‐かき【真書】 〘 名詞 〙① 楷書(かいしょ)。② 「しんかきふで(真書筆)」の略。[初出の実例]「消息とは俗にいふ日記筆の事。又中字、真書等までも、右毛のうちにてゆふ」(出典:万金産業袋(1732)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例