着意(読み)チャクイ

デジタル大辞泉 「着意」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐い【着意】

[名](スル)
気をつけること。注意すること。
「自ら己れを改化することに―せんには」〈中村訳・西国立志編
思いつき。着想
[類語]発想着想思いつき発意思いつく考えつくひらめく思い浮かぶ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「着意」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐い【着意】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 気をつけること。心をとどめること。注意。
    1. [初出の実例]「よく世間の事情に着意せる政府に於ては然らず」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)
  3. 考えをつけること。くふうをこらすこと。思いつき。着想。〔欧陽脩‐試院聞奚琴作詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「着意」の読み・字形・画数・意味

【着意】ちやくい

留意する。

字通「着」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android