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睦月島 むづきじま

世界大百科事典 第2版の解説

むづきじま【睦月島】

瀬戸内海に浮かぶ忽那(くつな)諸島の一島。愛媛県温泉郡中島町に属する。野忽那(のぐつな)島と中島の中間にあり,面積3.5km2,人口473(1995)。島の南部が湾入し,集落と港がある。11世紀末ごろ開発されたと伝え,近世には大洲藩の水主(かこ)役をつとめている。東にある野忽那島とともに大正から昭和初期には全国に向けて反物行商が盛んであったが,現在はかんきつ類の栽培が主である。島の北東端に突出する梅ノ子鼻には忽那氏一族の拠ったという梅ノ子城跡がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

睦月島
むづきじま

愛媛県北西部、忽那(くつな)諸島の1島。松山市に属す。中島と野忽那(のぐつな)島の中間にあり、面積3.82平方キロメートル。領家花崗(りょうけかこう)岩からなり、梅ノ子鼻、崩鼻(くずれはな)などの岬(こう)角が細長い砂浜海岸で結ばれる。梅ノ子鼻に忽那水軍一族の城砦(じょうさい)跡がある。幕末には風待ち・潮待ち港であり、船に物売りをしたことから行商が盛んであった。現在は柑橘(かんきつ)類の栽培が盛ん。南岸の睦月港が集落の中心で、三津浜港、中島港などとフェリーで結ばれている。人口328(2009)。[深石一夫]

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世界大百科事典内の睦月島の言及

【忽那諸島】より

…ほとんどの島が愛媛県温泉郡中島町を形成する。このうち中島,睦月島,野忽那島,怒和(ぬわ)島,津和地島,二神島と柱島(山口県)はかつて忽那七島と呼ばれ,南朝方についた忽那氏の勢力範囲であったが,現在は柱島にかえて興居(ごご)島(松山市)を加え,忽那七島とする。七島のほか釣(つる)島(松山市),由利島,大館場(おおたちば)島,クダコ島など20余の島が含まれ,興居島を除いて離島振興法指定地域である。…

※「睦月島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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