デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢口謙斎」の解説 矢口謙斎 やぐち-けんさい 1817-1879 幕末-明治時代の儒者。文化14年生まれ。幕臣。中根得斎に古文辞学をまなび,のち朱子学に転じた。戊辰(ぼしん)戦争では永井尚志(なおむね)らと五稜郭の戦いにくわわる。のち新政府にゆるされ徳川宗家の静岡藩で古賀謹一郎,林鶯渓(おうけい)と教育行政にたずさわった。明治12年死去。63歳。武蔵(むさし)本庄(埼玉県)出身。本姓は森田。名は浩。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例