矢大神(読み)ヤダイジン

デジタル大辞泉 「矢大神」の意味・読み・例文・類語

や‐だいじん【矢大神/矢大臣】

神社随身門ずいじんもんに安置してある2体の神像うち、向かって左方の神像の俗称。⇔左大神。→随身門
《姿が1に似ているところから》居酒屋で、空樽あきだるに腰掛けて酒を飲むこと。また、その人。
「場所柄も弁別わきまえぬ縞の羽織の―」〈鏡花・白鷺〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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