日本歴史地名大系 「石峰寺」の解説
石峰寺
せきほうじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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京都市伏見(ふしみ)区深草石峰寺山町にある禅宗系単立寺院。百丈(ひゃくじょう)山と号する。本尊は地蔵菩薩(ぼさつ)。1711年(正徳1)黄檗(おうばく)山万福(まんぷく)寺6世千呆(せんがい)の創建と伝える。画家伊藤若冲(じゃくちゅう)(1716―1800)が晩年当寺に住し、釈迦(しゃか)一代記を主題とする諸像の下絵を描いてつくらせたという石仏群がある寺。明治初期には伝空海(くうかい)作の鎮宅霊符神を安置したが、のち火災にあい、現存の本堂(霊符堂)は1921年(大正10)再建のものである。寺宝には釈迦三尊図(狩野元信(かのうもとのぶ)筆)のほか若冲の画(え)が多数あり、境内に若冲の墓、筆塚がある。
[大鹿実秋]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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