デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川豊成」の解説 石川豊成 いしかわの-とよなり ?-772 奈良時代の公卿(くぎょう)。石川石足(いわたり)の子。石川年足の弟。東山道巡察使,左中弁などをへて,天平宝字(てんぴょうほうじ)6年参議。のち大宰帥(だざいのそち),宮内卿などをつとめ,宝亀(ほうき)2年中納言となる。家領が越中(富山県)射水(いみず)郡にあった。正三位。宝亀3年9月8日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「石川豊成」の解説 石川豊成 没年:宝亀3.9.8(772.10.8) 生年:生年不詳 奈良時代の上級官僚。石足の子,年足の弟。天平17(745)年に正六位上式部大丞,以後順調に大宰府(太宰府市)の長官や参議などを歴任した。死去したときは正三位中納言兼宮内卿右京大夫で,弔使を賜った。天平宝字3(759)年ごろ,越中国(富山県)射水郡に家領があった(『寧楽遺文』中)。 (岩本次郎) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by