石油ピッチ(読み)せきゆピッチ

百科事典マイペディアの解説

石油ピッチ【せきゆピッチ】

石油の減圧蒸留によって得られるアスファルトをさらに加熱して得られる黒色で半光沢をもつ樹脂状物質。電極などの炭素材の原料に用いられる。
→関連項目石油

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大辞林 第三版の解説

せきゆピッチ【石油ピッチ】

石油精製の際に最後に残留する黒色の固体アスファルトをさらに加熱して得る。芳香族性の成分が高分子化したもの。コークスをつくる粘結剤などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石油ピッチ
せきゆぴっち
petroleum pitch

原油の高温蒸留の残渣(ざんさ)で、アスファルトに類似した黒色の物質。燃料、電気絶縁材料などに用いられる。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の石油ピッチの言及

【ピッチ】より

…炭素成形物は,煉瓦,原子炉,電気ブラシ,機械用カーボンなどの用途がある。石油ピッチもまた,コールタールピッチとほぼ同様の用途にあてられるほか,成形炭コークスの原料として用いられる。成形炭コークスは非粘結性の石炭から製造される製鉄用の還元剤であり,ピッチは粘結剤として使われる。…

※「石油ピッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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