石淋(読み)セキリン

デジタル大辞泉 「石淋」の意味・読み・例文・類語

せき‐りん【石×淋】

腎臓膀胱ぼうこう結石ができる病気。また、その結石。

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精選版 日本国語大辞典 「石淋」の意味・読み・例文・類語

せき‐りん【石淋】

  1. 〘 名詞 〙 腎臓、または膀胱に結石のできる病気。そのために小便砂石のようなものが混じって出たり、大きなものの場合は尿道障害となったりする病気。また、その石。結石。尿石
    1. [初出の実例]「斯りける処に、呉王夫差俄に石淋(セキリン)と云病を受て」(出典太平記(14C後)四)
    2. 「外科室に這入(はいっ)て見れば石淋(セキリン)を取出す手術で」(出典:福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉欧羅巴各国に行く)
    3. [その他の文献]〔酉陽雑俎‐巻一〇〕

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