碧海(読み)へきかい

精選版 日本国語大辞典 「碧海」の意味・読み・例文・類語

へき‐かい【碧海】

[1] 〘名〙 青い海。あおうなばら。滄海(そうかい)
菅家文草(900頃)四・遊覧偶吟「鳥出樊籠翅不傷、青山碧海任低昂」 〔十洲記〕
[2] 愛知県の中南部にあった郡。古くは「あおみ」。昭和二三年(一九四八)以降、碧南刈谷安城知立(ちりゅう)高浜が市制施行、残りは豊田岡崎西尾の各市に編入され、同四五年消滅。

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デジタル大辞泉 「碧海」の意味・読み・例文・類語

へき‐かい【×碧海】

青い海。青海原大海

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普及版 字通 「碧海」の読み・字形・画数・意味

【碧海】へきかい

青海原。〔海内十洲記〕扶桑は東東岸に在り。~陸行して岸に登ること一里。東に復(ま)た碧り。の廣狹汗、東と等(ひと)し。

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