青海原(読み)アオウナバラ

デジタル大辞泉 「青海原」の意味・読み・例文・類語

あお‐うなばら〔あを‐〕【青海原】

一面に青く広々とした海。大海。あおうみ。
[類語]海洋大洋大海海原領海公海大海原内海うちうみ内海ないかい外海そとうみ外海がいかいわたつみ外洋沿海沿岸近海遠海遠洋絶海四海七つの海

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「青海原」の意味・読み・例文・類語

あお‐うなばらあを‥【青海原】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「あおうなはら」 ) 青々として広い海。
    1. [初出の実例]「阿乎宇奈波良(アヲウナハラ)かぜなみなびき往(ゆ)くさ来(く)さつつむこと無く舟ははやけむ」(出典万葉集(8C後)二〇・四五一四)
    2. 「あをうなはらふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android