精選版 日本国語大辞典 「確乎不動」の意味・読み・例文・類語 かっこ‐ふどうカクコ‥【確乎不動・確固不動】 〘 形容動詞ナリ活用 〙 物や、信念・気持・考えなどが、しっかりとしていてゆるぎないさま。[初出の実例]「平人の私に心力を労し正路に由て産を営むものは政府より決して之を是非するの理なし是即ち確乎不動の定論なり」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「確乎不動」の解説 確乎不動 物や、信念・気持ち・考えなどが、しっかりとしていてゆるぎない様子。 [使用例] 殿様が、御自分の腕前に確乎不動の自信を持っていたならば、なんの異変も起こらず、すべてが平和であったのかも知れぬが[太宰治*水仙|1942] [使用例] こういう約束の足場は確固不動のものではないから、内省の魔が忍びこんでくる時には晏あん如じょとしてはいられない[坂口安吾*イノチガケ|1940] [解説] 「確固不動」とも書きます。 [類語] 確乎不抜 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報