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社会統合 しゃかいとうごうsocial integration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

社会統合
しゃかいとうごう
social integration

非統合的な状態にある社会内の個々の集合体ないしは個人が,相互的に適応することにより,単一の集合体として統合されていく過程をいう。この過程において,社会はより分散的な状態からより結合的,団結的な状態に転化していく。 H.スペンサーはこれを社会集成と呼び,また L.F.ウォードもこれにならって,社会集成のなかに,一種族による他種族の征服,身分の起源,国家の起源,異質的要素の同質的民族への合体,愛国心の発生・発展と国民の形成などを考えている。しかし今日の社会的行為論ないしシステム論の立場からは,社会体系ないし下位体系間で生じる社会分化の状態を,異なる役割,機能をもつ新たな体系,原理に従って統合していく過程を意味している。たとえば,政治体系が他の体系である経済,文化を政治的局面で統合し,また,文化体系が経済,政治の諸体系を価値の内在化の局面で統合するというような例が社会統合といわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

しゃかい‐とうごう〔シヤクワイトウガフ〕【社会統合】

少数者が差別や排斥を受けることなく、対等な構成員として、他の人々と同様の権利と責任をもって参加できる社会の構築を目指すこと。→多文化共生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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