福田村事件

共同通信ニュース用語解説 「福田村事件」の解説

福田村事件

関東大震災5日後の1923年9月6日、千葉福田村(現野田市)を香川から訪れた薬の行商団が自警団に襲われ、幼児妊婦を含む9人が殺された。「朝鮮人暴動を起こす」とのデマが流れ、自警団が行商を朝鮮人と決めつけた末の悲劇とされる。被害者が被差別部落出身で声を上げられなかった事情もあり、歴史に埋もれていた。80年代以降の調査概要が判明した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android