デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「稲垣東山」の解説 稲垣東山 いながき-とうざん 1743-1792* 江戸時代中期の儒者。寛保(かんぽう)3年生まれ。江戸で鵜殿士寧(うどの-しねい)にまなぶ。明和3年越前(えちぜん)(福井県)大野藩の家老稲垣白嵓(はくがん)の養子となる。のち藩につかえ,藩政にかかわった。詩文をよくし,没後に「流芳園遺稿」が刊行された。寛政3年12月13日死去。49歳。陸奥(むつ)森山(福島県)出身。本姓は佐久間。名は長和。字(あざな)は恵明。通称は源五郎。別号に流芳園。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例