デジタル大辞泉 「空貝」の意味・読み・例文・類語 うつせ‐がい〔‐がひ〕【▽空貝/▽虚貝】 1 海岸に打ち寄せられた、からになった貝。貝殻。和歌では「実なし」「むなし」「あはず」や同音の反復で「うつし心」などを導く序詞に用いられる。「上には白銀しろがね、黄金こがねの蛤はまぐり、―などを」〈堤・貝合〉「―うつし心も失せはてて」〈千載・雑下〉2 ツメタガイ・ウズラガイの別名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例