竜門山地(読み)りゅうもんさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

奈良県,奈良盆地南端と吉野川渓谷の間を北東から南西方向に連なる山地。主峰は竜門岳 (904m) 。領家帯花崗岩類から成り,南側は中央構造線に沿う断層崖,北側は緩傾斜をなす。芦原峠,重阪 (へさか) を経て南北の道路が通じる。多武峰 (とうのみね) の御破裂山や高取山が含まれる。

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デジタル大辞泉の解説

奈良県中部、奈良盆地吉野川流域の間に広がる山地。最高峰は竜門岳(標高904メートル)で、ほかに御破裂(ごはれつ)山(標高618メートル)・高取山(標高583メートル)などの山々がある。南は中央構造線による断層で北側にゆるやかに傾斜している。北東は初瀬川によって大和高原に区切られ、東は宇陀(うだ)山地に、南西は金剛山地に続く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

奈良県中部、奈良盆地と吉野川との間にある山地。主峰の竜門岳(904メートル)のほか、熊(くま)ヶ岳、多武峰(とうのみね)、高取山などの諸峰がある。領家(りょうけ)変成岩の花崗(かこう)岩類からなり、北東は宇陀(うだ)山地、南西は金剛(こんごう)山地の東側断層崖(がい)で限られ、南の吉野川構造谷には断層崖で臨む。山地の鞍部(あんぶ)は、芋(いも)ヶ峠、芦原(あしはら)峠、重阪(へさか)峠など古来南北に通ずる峠道として利用されてきた。

[菊地一郎]

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