デジタル大辞泉 「竦める」の意味・読み・例文・類語 すく・める【×竦める】 [動マ下一][文]すく・む[マ下二]1 からだの一部などをちぢませる。からだを小さくする。「首を―・める」「物陰に身を―・めて隠れる」2 押さえつける。押さえて動けないようにする。「抱き―・める」「人ヲ―・ムル」〈日葡〉[類語]すぼまる・縮む・すぼむ・つぼむ・つぼまる・しぼむ・縮れる・縮める・つづまる・縮こまる・縮み上がる・すくむ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「竦める」の意味・読み・例文・類語 すく・める【竦】 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]すく・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙① ちぢませる。すぼめる。他の動詞に付けて用いることもある。「書きすくむ」「吹きすくむ」など。[初出の実例]「口すくめて肩据ゑたるやうにつぶやけり」(出典:延喜十三年亭子院歌合(913))「『私』と返答をして文三は肩を縮(スク)める」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)② ( 身をちぢこませる意から転じて ) 押えつける。圧迫する。[初出の実例]「いはれざる義を申かけ、すくめ、らんばうらうぜき、ただなをざりのことにあらず」(出典:本福寺由来記(1540頃)大谷御流破却之事) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例