縮める(読み)チヂメル

デジタル大辞泉 「縮める」の意味・読み・例文・類語

ちぢ・める【縮める】

[動マ下一][文]ちぢ・む[マ下二]
長さを短くしたり、広がり・分量を小さくしたりする。「着物の丈を―・める」「文章を―・める」
期間・時間・隔たりなどを短くする。「記録を二秒―・める」「命を―・める」「格差を―・める」
からだを丸めるようにして小さくする。「寒さに身を―・める」「首を―・める」
布にしわを寄せる。「絞り染めをして―・めた布地」
[類語](1短い短め短小寸足らず寸詰まり最短ちんちくりんつんつるてんショート三寸縮まるつづめる詰める切り詰める短縮する狭める縮小する約する縮約する圧縮するつづまる省く省略省力要約はしょる略する前略中略後略大略手抜き割愛飛ばす抜く端的要するに要略手短簡約簡略削る削除除く差し引くダイジェスト間引く上略下略

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精選版 日本国語大辞典 「縮める」の意味・読み・例文・類語

ちぢ・める【縮】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ちぢ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 短くしたり小さくしたりする。短縮する。縮小する。しじめる。
    1. [初出の実例]「四蹄を縮(チチ)むれば双六盤の上にも立ち」(出典太平記(14C後)一三)
    2. 「持伝へ有ける儘、是を縮(チヂメ)写す」(出典:歌舞妓年代記(1811‐15)凡例)
  3. しわを寄せる。ちぢらせる。
  4. 恐れで体を畏縮させる。体や気持を小さくさせる。
    1. [初出の実例]「大仏殿の中へ逃入り、各身を縮(チチメ)て居たりけるに」(出典:太平記(14C後)一三)
    2. 「たちかかられて身を縮(チヂ)め」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)初)

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