竦む(読み)スクム

デジタル大辞泉 「竦む」の意味・読み・例文・類語

すく・む【×竦む】

[動マ五(四)]
驚きや恐れ、極度の緊張などのためにからだがこわばって動かなくなる。「断崖絶壁の上に立って足が―・む」
からだが小さくなる。「恥ずかしさのあまり身が―・む」
態度がかたくなる。
「いと物遠く―・みたるさまには見え給はねど」〈椎本
紙・布などが、かたい感じになる。こわばる。
「唐の紙のいと―・みたるに」〈梅枝
[動マ下二]すくめる」の文語形
[類語]すぼまる縮むすぼむつぼむつぼまるしぼむ縮れる縮めるつづまる縮こまる縮み上がるすくめる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例