竹添履信(読み)タケゾエ リシン

20世紀日本人名事典 「竹添履信」の解説

竹添 履信
タケゾエ リシン

大正・昭和期の歌人,画家



生年
明治30(1897)年3月3日

没年
昭和9(1934)年9月14日

出生地
東京・小石川

別名
筆名=嘉納 登仙,二九一八

学歴〔年〕
東京高師附属中学卒

経歴
父は嘉納治五郎。嘉納登仙などの名で「創作」に短歌を発表した。また絵を国画会に出品し絵の研究にヨーロッパへも渡った。志賀直哉と親しく、梅原龍三郎は彼の脱俗ぶりを「天空海濶の人」と言った。没後歌集晴天」が出版された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹添履信」の解説

竹添履信 たけぞえ-りしん

1900-1934 大正-昭和時代前期の歌人,洋画家
明治33年3月3日生まれ。嘉納治五郎の長男竹添進一郎養嗣子若山牧水に師事し,嘉納登仙,二九十八の筆名で「創作」に短歌を発表。また春陽会をへて国画創作協会に出品,昭和7年国画会会友となった。昭和9年9月14日死去。35歳。東京出身。東京高師付属中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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