筆力(読み)ヒツリョク

デジタル大辞泉 「筆力」の意味・読み・例文・類語

ひつ‐りょく【筆力】

筆の勢い筆勢。また、文章を表現する力。
[類語]筆先筆勢書き振り筆遣い筆鋒筆法運筆用筆字配りタッチ

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精選版 日本国語大辞典 「筆力」の意味・読み・例文・類語

ひつ‐りょく【筆力】

  1. 〘 名詞 〙 運筆の勢い。筆勢。また、絵画・文章などの表現力
    1. [初出の実例]「其人の文章の筆力は万牛を回ほどに、ことない文章ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一一)
    2. 「菱川に筆力をつくさせし姿絵」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)四)
    3. [その他の文献]〔南史‐王僧虔伝〕

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普及版 字通 「筆力」の読み・字形・画数・意味

【筆力】ひつりよく

筆勢。〔唐書、顔真伝〕正・書を善くし、筆力婉(しうえん)、世に寶として之れを傳ふ。

字通「筆」の項目を見る

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