筆鋒(読み)ヒッポウ

デジタル大辞泉 「筆鋒」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐ぽう【筆×鋒】

筆の穂先
筆の運び方や文章勢い筆勢。「筆鋒鋭く批評する」
[類語]筆先書き振り筆遣い筆勢筆力筆法運筆用筆字配りタッチ

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精選版 日本国語大辞典 「筆鋒」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐ぽう【筆鋒】

  1. 〘 名詞 〙 筆の穂先。また、筆の運び方。文筆の勢い。筆勢。
    1. [初出の実例]「彬彬筆峯、共碧樹以縦栄」(出典:三教指帰(797頃)下)
    2. 「左れば新聞紙の価は、編次者の人品学識にかかる、夫筆鋒の勢力は、百万の兵にすぐ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    3. [その他の文献]〔鮑照‐擬古詩〕

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普及版 字通 「筆鋒」の読み・字形・画数・意味

【筆鋒】ひつぽう

筆勢。また、鋭い議論。南朝宋・鮑照〔擬古、八首、二〕詩 兩舌端を窮め 五車多くの書)筆鋒を摧(くだ)く

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