ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「築上町」の意味・わかりやすい解説 築上〔町〕ちくじょう 福岡県北東部,東部で周防灘に面する町。英彦山地から国見山の北側に位置し,城井川 (きいがわ) 流域に沿うように広がる。 2006年椎田町,築城が合体し築上町となった。江戸時代には豊前街道の宿場町,漁港として栄えた。南西部は山がちで,海沿いでは平地が開け漁村がある。漁業のほか,ブドウ,ミカン,カキ (柿) ,ナシなどの果樹,レタスやキャベツなどの野菜栽培が行なわれる。アサリの潮干狩りができる浜宮海岸近くに,航空自衛隊築城基地がある。ウメの名所として知られる浜辺の綱敷天満宮,金富神社,天徳寺など旧跡も多い。本庄のクスは国の天然記念物に指定。国の史跡である求菩提山など山間部は耶馬日田英彦山国定公園に属する。 JR日豊本線,国道 10号線,椎田道路が通じる。面積 119.61km2。人口 1万7189(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「築上町」の解説 築上町ちくじようまち 2006年1月10日:築上郡築城町・椎田町が合併⇒【築城町】福岡県:築上郡⇒【椎田町】福岡県:築上郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by