篦鷺(読み)ヘラサギ

デジタル大辞泉 「篦鷺」の意味・読み・例文・類語

へら‐さぎ【××鷺】

トキ科の鳥。全長86センチくらい。全身白色で、くちばしがへら状。ユーラシア大陸に分布。冬、主に九州少数渡来近縁クロツラヘラサギはまれな冬鳥

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精選版 日本国語大辞典 「篦鷺」の意味・読み・例文・類語

へら‐さぎ【篦鷺】

  1. 〘 名詞 〙 トキ科の大形の鳥。全長約八五センチメートル。サギ科シラサギに似ているが、あしがそれほど長くない。全身純白で前頸部橙黄色をおびる。繁殖期には後頭羽冠ができる。くちばしが扁平で長く、へら状なのが特徴日本にも冬鳥として渡来したが現在は非常にまれである。
    1. [初出の実例]「へら鷺てそくいひを鴛の衾哉〈太山氏〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)四)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「篦鷺」の解説

篦鷺 (ヘラサギ)

学名Platalea leucorodia
動物。トキ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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