紅花隠元(読み)ベニバナインゲン

デジタル大辞泉 「紅花隠元」の意味・読み・例文・類語

べにばな‐いんげん【紅花隠元】

マメ科蔓性つるせい多年草。熱帯アメリカの原産で、温帯では一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏、朱赤色か白色蝶形の花を総状につける。さやは線形で、種子インゲンマメより大きい。日本には江戸時代渡来

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精選版 日本国語大辞典 「紅花隠元」の意味・読み・例文・類語

べにばな‐いんげん【紅花隠元】

  1. 〘 名詞 〙 マメ科のつる性一年草。中央アメリカ地方の原産で、江戸末期に渡来。本州の冷涼地帯で観賞用または食用に栽培される。インゲンマメに似るが、やや大形で、茎は四メートル余にも達する。夏、葉腋に短い花柄を出し、紅色または白色の大きな花を数個ずつつける。果実は長楕円形で扁平、長さ一〇~三〇センチメートルの幅広で、三~六の種子を含む。種子は腎臓形で大きく、長さ二~三センチメートルでふつう淡紫色の地に不規則な黒紫斑があるが、花の白いものは種子も白い。はなささげ。はなまめ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「紅花隠元」の解説

紅花隠元 (ベニバナインゲン)

学名Phaseolus coccineus
植物。マメ科のつる性一年草,園芸植物

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