納会(読み)のうかい

精選版 日本国語大辞典 「納会」の意味・読み・例文・類語

のう‐かい ナフクヮイ【納会】

〘名〙
① ある事を終えて、その事のしめくくりとして催す会。特に、その年の最後にしめくくりとして催す会。
毎日新聞‐明治一九年(1886)一二月一九日「明二十日に開く舞楽会の納会に於て其の踊を演ずるよし」
取引市場で、当限(とうぎり)の取引の最終立会日。その月の最後の立会日。一二月の場合は、特に大納会という。
朝野新聞‐明治二五年(1892)一二月二九日「本日本年の納会なれば」

おさめ‐かい【納会】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「納会」の意味・読み・例文・類語

のう‐かい〔ナフクワイ〕【納会】

その年や年度の最後に締めくくりとして催す会。おさめかい。「野球部の納会
取引所で、各月の最後の立ち会い。⇔発会
[類語]例会定例会総会大会部会年会常会大納会月並み会定時総会朝礼忘年会新年宴会

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