デジタル大辞泉 「素望」の意味・読み・例文・類語 そ‐ぼう〔‐バウ〕【素望】 ふだんからもっている望み。宿望。素願。「今こそ己れの―を達する、時節到来せり」〈竜渓・経国美談〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「素望」の意味・読み・例文・類語 そ‐ぼう‥バウ【素望】 〘 名詞 〙 ふだんから持っている希望。平素の望み。宿望。宿願。素願。素懐。そもう。[初出の実例]「後住無二其仁躰一、再住之事、被二仰付一者、為二一衆素望一」(出典:蔭凉軒日録‐文明一八年(1486)六月二七日)「若し、氏等が素望の如く平一面惣仮名の世とならば」(出典:仮名の会の問答(1883)〈大槻文彦〉)[その他の文献]〔南史‐王宣〕 そ‐もう‥マウ【素望】 〘 名詞 〙 ( 「もう」は「望」の呉音 ) =そぼう(素望)[初出の実例]「玄応成就、素望(ソマウ)円満、然ば即ち往還の間無二風波之難一」(出典:源平盛衰記(14C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例